カーテンの選び方
住宅・マンションの猛暑の対策方法
戸建て住宅やマンションで断熱性能を向上させている(断熱等性能等級)場合でも、日本の夏の太陽光の強い日差しが、部屋の室温をかなり上げていると言われています。
部屋の温度は、窓からの影響が大きいため、猛暑対策として窓の対策が重要になります。
新築の戸建て住宅・マンションでも「ペアガラス」や「遮熱ガラス」「樹脂サッシ」など窓の断熱性能もかなり向上していますが、すべての住宅で同様の対策をするのは予算的な都合で断念された方も多いと思います。
当店(オーダーカーテンセレクトショップdowdow)は、オーダーカーテンの専門店として、今後も長年つづくと予想される「酷暑」「猛暑」の窓の対策をご提案します。
オーダーカーテンの対策では、窓の断熱・遮熱効果と冷房の保温効果を向上させます。
遮熱対策のカーテンの組み合わせ
太陽光熱を遮る機能をもつ【遮熱レースカーテン】と、同様に遮熱性能と遮光性能を持つ【遮熱&遮光裏地】をドレープカーテンに付ける事が最も効果的な組み合わせになります。
【遮熱&遮光】裏地をドレープカーテンに付ける
一般的な遮光裏地に比べて遮熱性能が高い特長があります。
猛暑の対策としては、最適なカーテンの裏地だと思います。
また、冬でも裏地を付けることで室内の保温効果を高めるので、一年中「断熱」効果が期待できます。
遮熱裏地【RX-8397】は、ドレープ(厚手)カーテンに付ける面がライトグレー色なので、ドレープカーテンの色味を損なう事はありません。
遮熱カーテンのおすすめの仕様(スタイル)
オーダーカーテンでは2倍ヒダ(スタンダードカーテン2.0仕様)が基本です。
生地のデザインをキレイ見せて、生地の使用量を少なくした1.5倍ヒダ(プレーンカーテン1.5仕様)は生地が少ない分リーズナブルです。
遮熱レースや遮熱裏地を使った場合、生地量が多く、カーテンのプリーツ(ヒダ)が深い2倍ヒダ(スタンダードカーテン2.0仕様)の方が、1.5倍ヒダ(プレーンカーテン1.5仕様)に比べて”断熱”効果が高くなります。
遮熱対策では、2倍ヒダ(スタンダードカーテン2.0仕様)がおすすめです。
猛暑対策のカーテンの使い方
一般的に昼間はレースカーテンだけで、ドレープカーテンは開けますが、猛暑の時の日差しが強い(直射日光)窓では、昼間でもドレープカーテンも閉めて日差しを遮ることをお勧めします。
遮熱レースカーテンだけではある程度の遮熱しかできませんので、ご注意ください。
直射日光が無くなってから、ドレープカーテンを開けて光を採り入れましょう。
寝室などは、朝の一定の時間(20分~)カーテンを開けて空気を入れ替えてから、ドレープカーテンを閉めて仕事に行かれても良いと思います。日中の室温を少しは抑えられます。
※子供やペットがいるときは注意くしてください。
3重吊りで「さらに猛暑対策」する方法
日本では、カーテンは2重吊り(ドレープカーテンとレースカーテン)が一般的ですが、欧米では3重吊りのスタイリングがあります。
3重吊りは一般的に中吊り(真ん中)に遮光カーテンを吊るすことが多いようです。
「猛暑対策」の3重吊りでは、上記の「猛暑対策」をした上で、窓枠内に「遮熱シースルーのロールスクリーン」を取付けて3重吊りにすると、昼光を採り入れながら、さらに遮熱効果が向上します。
2重の遮熱レースカーテンのようなイメージです。
高層マンションや日当たりの良い窓におすすめです。
一般的なスタイリングではないので、窓枠内に比較的違和感がなく収まるロールスクリーンをお勧めしています。
ロールスクリーンの窓枠内天井付けの場合、窓枠上から約68mmまでロールスクリーンが収まります。
カーテンの猛暑の対策方法のまとめ
猛暑の窓の対策は、遮熱レースカーテンと遮熱裏地を付けたドレープカーテンの組み合わせが最適だと思います。
ご新築の住宅やマンションでは、東南の部屋や窓には特に猛暑対策のオーダーカーテンをお勧めします。
住宅に猛暑の対策が施されていても、窓から猛暑の影響を完全に防ぎきることはできないので、オーダーカーテンでさらに対策をすることをお勧めします。
特に高層階のマンションには必要だと思います。
お勧めしたオーダーカーテンの猛暑対策は、冬でも部屋の保温効果が期待できます。
その他にご不明な点やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。