カーテンの選び方
「シェードカーテン」で部屋が広くなる!省スペースのカーテンスタイル!
上の画像のような、ドレープカーテンとレースカーテンのファブリック(布地)を1台で開閉できる『ツイン-シェード』(ダブルシェード)が最も実用的で人気です。
開放感があって広く感じるシェードカーテン!!
シェードカーテンは、降ろした時に平面でスッキリとした省スペースのカーテンスタイルですが、シェードを上げると、さらに部屋が開放的な雰囲気になります。
「ツイン-シェード」の場合、ドレープ(前幕)とレース(後幕)を上げると窓の上部にシェードカーテンが貯まり、普通のカーテンと違って窓全体が見えるので、非常に開放感を感じます。
窓が大きいほど、開放感があって、広く感じるのが特徴でもあります。
省スペースのカーテンスタイル!!
一般的なプリーツのあるカーテンに比べて、ファブリックを平面に使用するため、部屋のスペースを最小限に抑える「省スペース」なカーテンスタイルです。
一般的なカーテンはプリーツがあるので、スペースを必要とします。
波状になるカーテンの場合、明けた状態でも閉めた状態でも、平面になることが無いので部屋側のスペースが必要です。
また、一般的なカーテンレールは窓の上の壁面に取付けた場合、壁面から10cmほど部屋側に出ます。
カーテンの仕様や布によっても変わりますが、掃き出し窓の場合17cm以上、部屋側に出ることになります。
シェードカーテンは、平面なのでシェード上部の機構部(昇降機構とレール)の分6cmほど壁面より部屋側に出ます。(ツインシェードとプレーンシェードは同じ寸法です)
わずか10cm~ですが、窓が大きい程スペースを多く使うことになるので、シェードカーテンは「省スペース」の部屋を広くするカーテンスタイルと言えます。
シェードカーテンの光漏れを少なくするには。
寝室でシェードカーテンを使用する場合は、窓全体を覆うように設置することをお勧めします。
窓の内側にシェードカーテンを取付けると、さらに省スペースですが、窓とシェードの間の光漏れが気になる場合があります。
>>【シェードカーテンのサイズの測り方】
>>【シェードカーテンの取付け方法】
寝室のベット周りのシェードカーテンは注意が必要!!
また、上の画像のように寝室のベット周りにシェードカーテンを設置する際は、昇降コードに注意が必要です。
小さいお子さんや乳幼児がいる家庭では、事故の可能性がある為、ベット周りに昇降コードがあるシェードカーテンはお勧めできません。
>>【カーテンの事故を防ぐ】
一つの窓に2台のシェードカーテンで便利
上の画像のように一つの窓に2台のシェードを分けて作製するスタイルを「セパレートスタイル」と言います。
サッシの枠に合わせてシェードとシェードの間から光りが漏れないようにするのがお勧めです。
シェードカーテンの上部のメカ部分を1台に幕体(生地)の部分を2つに分ける方法と、2台のシェードカーテンを並べる方法があります。
小さい窓から、大きい窓まで。
数年前までは、シェードカーテンは小さい窓用のカーテンスタイルと思われていましたが、シェードのメーカーによる改良を重ねて進化した結果、現在では一般家庭用の大きい窓でも使用されることが多くなりました。
大きい窓をシェードカーテンにする方が開放感のある雰囲気に仕上がります。
シェードカーテンは、幅広い窓やインテリア・スタイルに対応できるカーテンスタイルです。
>>【シェードカーテンについて】
インテリアのスタイルに合わせて。
「シェードカーテン」と「カーテン」は、同じ部屋なら同じファブリック(布地)でコーディネートするのが一般的です。
上の画像のようにインテリアの”キーカラー”(上のイメージ画像ではブラウン系色)あえてカーテンと違うファブリックでシェードカーテンを作ることがあります。
シェードカーテンの大きさや、部屋全体のバランスを見てコーディネートしていただくと、よりオシャレな仕上りになります。(少し上級コーディネートです)
北欧インテリアのコーディネートなら、上の画像とは反対に、シェードカーテンのファブリックにプリント柄にして(平面なのでデザインがキレイです)カーテンを無地にするなど、インテリアスタイルによって幅の広いコーディネートが楽しめます。
※コーディネートのご相談がありましたら、お気軽にメールにてお問い合わせください。
シェードカーテンの設置・取付け
シェードカーテンは「カーテンレール」が必要ありません。ブラインド等と同じように取付金具で取付けます。
一般的な溝のあるレールには、専用の金具とレールの溝を使って、シェードカーテンを取付けることが出来ますが、大きい窓ではレールを外して取付けた方が安全です。
>>【シェードカーテンのサイズの測り方】
>>【シェードカーテンの取付け方法】
シェードカーテンの種類も沢山あります。
シェードカーテンには、多くのスタイルがあります。
販売されているシェードカーテンのほとんどは、上画像のような平面的な『ツイン-シェード(ダブルシェード)』ですが、クラシック・スタイルのシェードカーテンなどを作ることが可能です。
代表的なシェードカーテンの種類
プレーンシェード仕様
ツイン-シェードの後幕が無い、ファブリックを平面に使用するシングルスタイル(一番ベーシックな仕様)
バルーンシェード仕様
主にレースや薄手の布地で作製するヒダのあるゴージャスなシェード(クラシック・スタイル)
オーストリアンシェード仕様
主にレース布地で作製するヨコにもタテにもヒダを作る豪華でクラシカルなシェード(クラシック・スタイル)
タックシェード仕様
主に薄手の布地で作製するプレーンシェードにヨコにプリーツを入れてボリュームをだすシェード
スワンシェード仕様(シングル)
細い縦長の窓用のシェードで、レース布地で作製します。白鳥のような優雅な布使いが特長です。(エレガンス・スタイル)
ピーコックシェード仕様
細い縦長の窓用のシェードで、主に薄手の布地で作製します。クジャクが羽根を広げた時のように半円を逆さに描くちょっと変わった仕様です(クラシック・スタイル)
>>【シェードカーテンについて】
シェードカーテンは、オーダーカーテン(特注)なので、サイズを指定して、その他の仕様やオプションなどで作製する事ができます。
カーテンに合わせてファブリック(布地)を選ぶ事も、スタイルを選ぶ事で、インテリアのコーディネートを楽しんでいただけます。
シェードカーテンについて、ご相談やご質問がありましたら、お気軽にお問合せください。